インタビュー最後は、これからのことについてお話していただきました。
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―作品の話しましたっけ?あ
森:あんまりしてないよね。じゃあ、どういうのが好き?やってみたい作品とか。こういうのキャラデザやってみたいとか。
平:キャラデザはやりたくありません。
―何でですか?
平:見てたらわかるじゃん。MHできなくなっちゃうよ。総作監とか大変な仕事だよ?
森:わかったよ。どういう作品をやりたいの?
平:芝居を考えるのが好きですけどね。アクションに全く興味がない。
森:1話のバーのシーンの原画、小平にやってもらってよかったよ。
―バーテンのあの細かい動き。
平:ああゆうのが大好き。ああゆうのがいいですね。奇抜なことをしない、日常を淡々と描くアニメ。でも、やりたいのは原画をやりたいです。
森:みんな言うよね。
平:でも、仕事を選べるほどうまくないから原画だけやりたいですって言っても作監やりなさいって言われる。
森:そういうことってあるんだよ。ありますよ。俺だって原画描きたい。
―まぁ、皆さん原画が描きたくてアニメーターになったんですもんね。でも、キャラデの楽しさもあるって…言ってくださいね?ありますよね?
森:ん~。
―総作監のほうが楽しいですか?
森:楽しいときと、そうでないときと。
平:看板しょってるっていうのは、楽しいですかね?すごいプレッシャーでしょうけど。
森:プレッシャーはかかる。
平:でも、すごいモチベーションになるんじゃ?
森:胃が痛くなる。ダーカーやってるときのモチベーションは、黒をかっこよく描いて女の子にキャーっていわれるって言う。
平:そうなんすか?
森:それだけ。
平:ダーカー萌えアニメなんじゃないんですか?
森:萌えアニメだけど、それはあんまりキャーって言われないじゃん。
―では、最後に次の作監話数の抱負をお願いします?
平:2話のときのように、死んじゃいそうにならないくらいにちゃんとやりたいな。
森:それ、何話とか関係ないじゃん。お前のことじゃん。
平:え~と。ゆがまなくなったねって言われたい。これはこれからのことか。次だよね。う~ん。まだわかんないですね。
―じゃあ、小森さんから小平さんに何かあれば?
森:そうね。なんだろうね。こいつと初めてあったのが飲み屋なんだよ。
―それが10年くらい前?
平:もう、10年ですね。
森:それからそんなに仕事で絡んでない。レギュラーでやったのはダーカーだね。
―そろそろ、年齢とも対話してかなきゃならない時期ですか?。
平:年齢に見合ったスキルが身につかないからしょうがない。
―いや、体力的なところですよ。
平:頑張るよ。
森:お前が37?
平:37ですよ。
森:結局、作品について深く話してないじゃん。
―全然話してないですよ。
森:まぁ、ネタばれになっちゃうところはしょうがない。
―では、小平インタビューはここで。ありがとうございました。
(まえだ)