第7話「突破」、如何でしたでしょうか。
今回は特務班の小佐波と、新たに登場した小春について村田監督にお答え頂きました。
◆村田和也監督に質問!
Q1.小佐波について語られていない設定がございましたら教えてくださいませ。
A.小佐波が所属するのは政府のCAAC(人工生体汚染災害対策庁)の南原直下の実働部隊ですが、これはもともと篠山と白石が所属していたマター対策班の後継に当たります。攻撃的手段ではマターの侵蝕が止められず、愛本橋の巨大遮断堰で食い止めるしかなくなったあと、実働組織の規模が縮小されました。
Q2.小春についてですが、黒瀬が報酬のように枝を渡してましたが、壁の装飾から小春は枝を集めるのが趣味なのでしょうか。また、このような設定はどのようにして生まれたのでしょうか。
A.小春は「流木マニア」です。
海岸や河原で面白い形の流木を集めて来ては、部屋の壁に貼り付けています。それがいつの間にか壁面アートのように成長してしまいました。
旧知の黒瀬は小春のその趣味をよく知っているので、ものを頼む時に小春の気に入りそうな流木を集めて来て渡すのが慣例になっています。
Q3.第4話にて、ギロチンシャッターを稼働するには篠山と白石でないとできないと相模が言っていましたが、その二人にしかできない理由はなんでしょうか。
A.ギロチンシャッターは政府のマター対策組織「CAAC」が使っていた設備なので、一般のダイバーは使ったことがありません。が、篠山と白石はかつてその政府の組織に所属しており、任務でギロチンシャッターを使った経験があるため、使い方の知識とロック解除に必要な生体データを持っています。
◆第7話の名所!
作中では「K2」と呼ばれ、「門番」と呼ばれる大型マターと交戦した場所になります。「K1」同様、ギロチンシャッターが建造されており、これを利用して「門番」を結晶化させることに成功しました。
・黒部川第二発電所
中継ポイントとしてアイコたちが利用する予定の場所になります。生還者ゼロのエリア3内にあり、周囲にはコンタクト事例のない新種のマターで溢れていました。