第8話「行路」、如何でしたでしょうか。
今回も本編では語り切れていない部分について村田監督にお答え頂きました。
◆村田和也監督に質問!
Q1.遙香の古巣が紹介され、彼女が研究員だったことが分かりますが、なぜダイバーになったのでしょうか。
A.彼女は生命工学オタク、人工生命体オタクなんですが、バーストのおかげで本来の研究活動が阻害されてしまいました。その代わりマリグナント・マターに興味が生まれ、ダイバーとしてエリア内で活動することでマターが探究でき、自分の専門性を活かして人工生体の探究も続けられる、と考えたからです。
Q2.第2話にて篠山がアイコを捕まえる際に協力を呼び掛けていましたが、タウンでの篠山の立場はどういったものでしょうか。また、相模が篠山に褒められて喜んでいましたが、篠山はダイバーの中では有名なのでしょうか。
A.篠山はダイバーとしての能力も高く、仲間内での人望もあるため、リーダー的存在でタウン内では指導者的、監督者的な立場にあり、ダイバー仲間の間で知らない者はいません。特に公的な権限を持っているわけではありませんが、彼が指示を出せば多くのダイバーが従います。
また、篠山は「フォレストダイバー」という役職を最初に職業として確立した人物なので、仲間内ではカリスマ的な存在です。
Q3.篠山と白石の関係について教えて頂けますと幸いです。
A.政府のマター対策班では上司と部下でしたが、その中で互いに信頼できる関係性を築き、その信頼がやがて男女の愛情へと発展していきました。本編内では特に強調してはいませんが……。
◆第8話の名所!
・小屋平ダム
作中では「K3」と呼ばれ、ギロチンシャッターを起動後は遙香がバースト以前に勤めていた研究施設に立ち寄りました。
・欅平駅
本編では進路がマターに占拠されていたため、ビートルも谷底を進むことになりました。