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2020.10.14 YOTALOG

A.I.C.O. Incarnation 与太日誌-EXTRA2          ※ネタバレ注意:本編を未見の方にとってはネタバレになる情報を含んでいますので、ご注意下さいませ

Comment(0) Posted by ボンズ広報部

おまけ回第2回目になります。

今回は村田監督に由良俊英についてお答え頂きました。

 

◆村田和也監督に質問!

Q1.雄哉=由良という設定はどのようにして生まれたのでしょうか。

 

A.本企画が具体化する前の、私の旧原案の段階では、二人は別人でした。雄哉が由良の弟だったという設定のバージョンがあります。が、企画が具体化し「チームを組んでミッションを果たす」という筋立てとなって、雄哉がそのミッションの鍵となるポジションとしてチームが同行することになった時に、雄哉自身がこの事態を生み出す発明をした由良本人であった方が、より説得力が増すのではないかと考えたのです。さらに、由良の脳が神崎雄哉の複製体を利用することで一命を取り留めたという設定により、本人ではなく「他人の人工生体を利用する」という、アイコとはまた違う人工生体の使い方を示せるメリットがあると考えました。

  

 

Q2.回想時の由良と雄哉を見比べると雰囲気が大分違って見えますが、その理由はなんでしょうか。

 

A.身体が違っているからです。脳は由良自身なので、思考、性格、記憶は本人のままですが、移植した先の身体の性質は神崎雄哉のものです。体質や身体の諸機能、16歳という年齢など、雄哉の身体的な特性がそのまま脳へと反映されますので、由良の脳は神崎雄哉の身体が持っている個性の影響を受けています。

  

  

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